「関係性」と

「代表的組み合わせ」


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「T-energy」トップページ > MY 自然エネルギー > 【特集〜人付合い】恋愛・結婚・お見合い編

 
 
恋愛・結婚・お見合い相談の本質

恋愛・結婚・見合いと自然エネルギータイプ

 

◆人付合いの本質

人が≪生きていく≫上で、最も大切であり、欠かすことのでき無い要素として【人付合い】があります。この人間関係抜きにして、「人の成長」もなければ、生きていくことも不可能なのです。

「人付合い」という言葉からは、一般的に「ご近所」や「仕事関係」といったとても身近な距離感での、出来事をイメージしてしまうことが多いと思いますが、実際には、それらはほんの一部であり、本来はもっと広義なものを意味しています。

例えば、「食事」をする時・・食事をする前の「いただきます」という言葉と思いの中に・・もしくは、食後の「ごちそうさま」といった、言葉と気持ちの中に、ほんの一瞬でもいいのですが、その食事を作ってくれた人(料理人など)やその食材(お米や野菜など)を作ってくれた人々のことを思い描くことができたとき・・・その中に「人付合い」が存在したことになのです。

けして、「目の前に存在してる人との関係」「具体的に言葉や文字をやり取りした関係」ということでなくとも、≪心の中で思いを抱く≫ということが基本であり、「思いを抱くことができた、間柄・・そこに存在かる関係」は全て、人付合いということになるのだと思います。

 

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◆【相談】のできる間柄とは

「仕事」「友人」「恋愛」「結婚生活」など、イメージ的には、【相談】できる関係・・なんでも気軽に「相談できる」ということが、最善かつ身近な「人間関係」と思われがちですが、実際には、【相談】というのは、人付合いにおける・・≪相関関係≫としては特別な意味を持っている要素なわけではありません。

別の言い方をすれば、「相談」というのは、具体的な行動を意味するものであって、「相談」ができるか・・できないかということは、「相手」との「資質的」「エネルギータイプ的」な相関性によるものではなく、その時の「状況」「環境」によって、変化する要素で決まるものなのです。

例えば、ある事を「相談」するにあたって、「気心の知れている人」に相談するべき内容や状況のものもあれば・・逆に自分にとっては「少々苦手感のある人」や「付き合いの薄い他人」にこそ、相談するべき内容といった要素もあります。

また、一口に「相談」といっても、そこに「求められている要素」そのものが、異なることもあるのです。

「具体的な問題解決」を求められているものもあれば・・逆に「具体的な解決方法はいらない・・ただ話しを聞いてくれればよい」といった性質のものもありますしね。あくまでも、≪相談≫とは、「相談の性質」「状況」「内容」によって、相談をするのに適した「人間関係」は変化するものということを認識しておいていただければと思います。

 

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◆「恋愛」「結婚」「お見合い」における人付合い

まず、この特集では、「恋愛」「結婚」「お見合い」といった要素の中にある人付合いに関して取り上げてみたいと思います。とはいえ、一般的な「結婚相談」「恋愛相談」の中で取り上げられるような内容とは少し異なった視点からの話しです。

 

「自然エネルギータイプ」と「恋愛・結婚・お見合い」の本質

 

といった側面からの要素となります。

ここでは、「恋愛」「結婚」「お見合い」といった、人間関係について、記載していきますが、実際には、他の人間関係(仕事・近所など)の中においても、同じような形で参考となるのです。「自然エネルギータイプ」と相互関係といった、切り口から考えていますので、要素を置きえながら理解できる内容であることも知っておいていただけると幸いです。

 

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★【恋愛】を形作る要素  【魅力】★

*まず、この項を読む前に下記に記している「5種類の相関関係」について、簡単に理解していただいた上で、参照していただくとより、わかりやすくなると思います。(*^^)

 

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◆≪恋愛≫の特質〜「魅力」を求める・「魅力」に惹かれる

「恋愛」の内容に関しては多種多様でありますが、実は「恋愛」という関係性の中には、特徴的な傾向が存在しています。

ここでは一般的にも語られることがあると思いますが、≪恋≫と≪愛≫は区別して考えたいと思います。表記としては「恋愛」としていますが、実際にここで綴るのは、≪恋≫に関する関係性と特質と考えていただければと思います。

「恋愛(恋)」に発展する過程において、その特質を表す、キーワードが【魅力】という要素です。

この【魅力】とは、なにか・・というと「自然エネルギータイプとその関係性」から考えると、下記のように表現することができます。

 

≪自分には"無いもの""でき無いこと"を持っている存在≫

≪自分とはまったく異質の存在≫

 

との間に芽生える力と言い換えることができるのです。これはわりと理解していただきやすいと思うのですが、「自分には無いものを持っている相手」「自分にとっては、なかなか理解しにくい部分を持っている相手」にこそ、「魅力」という力が働くものなのです。

ちょっと話しが飛ぶようですが、「恋愛」も人付合いの代表的な存在です。ゆえに、「恋愛」を形作る相手との相関関係は、「5種類の相関関係【補完関係】【鍛錬関係】【師弟関係】【尽力関係】【尊重関係】」の中のどれかに当てはまることになります。

ここで話しを戻しますが、「魅力」が生じやすい関係性としては以下の相関関係となります。

 

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【鍛錬関係】【補完関係】

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これは、関係性の特徴として、「自分には無いエネルギー(性質)を相手が持っている」ことによって、成り立つ関係である・・というものがあります。すなわち、互いに相手が「魅力」を持っている存在と思いやすい組み合わせ(相関関係)なわけです。

 

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◆「第一印象」と恋愛〜【正】の気持ち 【負】の気持ち

「恋愛」が始まるときとは、各民族共通なのですが、「自分のエネルギーが明瞭に【正】の状態であるか、【負】の状態であるとき」であることが、ほとんどなです。「自己エネルギーがほどほどのとき」は「恋愛」はスタートしないのです。「正負」どちらにしても、エネルギーが強いときに「恋愛が芽生える」と考えていいと思います。

 

ゆえに、「恋愛」を考える上で、わかりやすい特徴・傾向が存在することになるのですが、その分類は【正】の状態でスタートするのか、【負】の状態のときに≪恋≫が始まるのかで分けることができるのです。

 

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☆双方、【正】のエネルギー状態での恋の始まり☆ミ

このケースの場合には、「5種類全ての相関関係」の間柄での組み合わせの可能性があります。

【補完関係】【鍛錬関係】【師弟関係】【尽力関係】【尊重関係】

ですが、前項で示したように、【魅力】というキーワードも加わる可能性が高くなりますので、実際にはこの中でも、【補完関係】【鍛錬関係】となっていることが、多くなります。

 

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☆片方が【正】のエネルギー状態でもう一方が【負】エネルギー状態での恋の始まり☆ミ

この場合には、さらに≪2つのケース≫が存在しています。

 

1)出会いのときは、一方は「好意」を持つものの、他方はどちらかというと「嫌意」を持つとき。

こういう関係の中で、他方の「嫌意」を持つものが、年月の推移・経過とともに、「恋」が始まるというケースです。これは【負】の状態の側が・・年月の経過とともに【正】の状態に変化していくことで、「恋」に繋がるということを表しています。

この組み合わせとなる相関関係は   【鍛錬関係】【師弟関係】【尽力関係】【尊重関係】 で存在してることになります。

 

2)わりと出会いのころから「恋」に繋がるケース。

この場合は限定的な相関関係となります。 【補完関係】【尽力関係】 となります。

 

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☆双方、【負】のエネルギー状態での恋の始まり☆ミ

この場合でも、「恋」は始まる組合せがあるんです・・ここが「恋愛」の不思議なところかもしれませんが。その関係は、【補完関係】 だけとなります。

 

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ここからが、「人付合い」を自然エネルギータイプから考えたときの、興味深い要素となるのですが、ここまでは「恋愛」という人付合いを構成する、その仕組みと関係性についてのポイントは上記「魅力」という要素と「正負の状態」といった要素で、決まってくることを記したわけです。

「恋愛」と「結婚」との違いに関しては、次項目の「人付合い〜結婚」で記していきますが、この段階で1つだけ取り上げておくと・・。

 

「恋愛のときは、嫌になったら、別れて別の恋を探せばよい」

 

という要素がありますよね。「結婚」では本来、「嫌になったら別れてしまえばよい」というわけにはいかないものですし、そういう「思考」となるべきことではありませんよね。

でも「恋愛」のときは、それが可能なわけです。「可能」だし、それが通常な思考なわけです。

これも「正負」のエネルギー状態が入れ替わり・変化することから起きるわけですが、上記の要素から1つ面白いことが、わかるのです。

 

それは・・

「片方が【正】の状態で・・他方が【負】の状態へと移行してしまったとき」に通常であれば、【負】となった側が相手を「負の側面」から見てしまい、嫌いになってしまう・・分かれる・・となるわけですが、そうはならない関係もあるということです。

それが、【補完関係】【尽力関係】 のとき。

ただし、「尽力関係」においては、【正】の状態の側が「尽くす役割」のときに限った話しとなります。

 

また、これも不思議なのですが、共に【負】の状態とっなた時にも、継続していける「恋」があるのがわかります。それが・・。【補完関係】 のとき。

【負】のときには、「馴れ合い感覚」が強く、「頼りきり」になってしまいますが・・そんな時期を上手く乗り越えると、再び【正】の状態にもどりやすくなる関係なんです。

 

 

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★恋愛と結婚との違い★

この項の「結婚・夫婦」の関係の中で、「人付合い」のポイントを話ししていきたいと思いますが、まずは、「恋愛」の項で記載した内容と関連して・・「恋愛と結婚との違い・特徴」について自然エネルギーの観点から記してみたいと思います。

 

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◆「恋愛」から「結婚」への移行に伴い、感じる・現れる【変化】の本質

一般的にも「恋愛」と「結婚」は性質が異なるもの・・といわれています。実際、「結婚」とは【現実】を知ること、生きる事といった表現が使われることも多いのですが、それは事実であろうと私も思っています。

この表現は、概念としての意味合いですので、このことを「自然エネルギータイプとその相関関係」といった側面から見るとどういうことになるのかを記してみたいと思います。

結論から話しをしますが・・。

 

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恋愛は、相手に【求めるもの】を探す、という傾向が強いのに対して、結婚・生活は、相手を【生かす・育てる】・・相手に【提供するもの】である

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という性質をしっかりと認識しておくことが大切ということになるのです。

ですから、「恋愛」のときから、相手に対して、「生かす・育てる・提供する」という意識を持って「恋愛」を育んできた人にとっては、「結婚・実生活」へと移行したときにも、大きな問題も無く、「恋愛」のときと同じ感覚で、人生を歩んでいくことができるのです。

逆に、「恋愛」を通じて、「相手に求める」という要素が多かった人ほど、「結婚・実生活」へと移行したときには、「大きな変化」を感じるようになり、そのギャップに対処することに甚大なエネルギーを要することになるわけです。

これが、「恋愛」と「結婚・実生活」の違いとして・・一般的に感じてしまう要素なのです。

 

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◆「相関関係」での具体例

「恋愛」と「結婚」への移行の中で、ギャップを感じやすく、その感覚の「変化」に追随でき無いまま結婚生活が壊れてしまう・・ということが発生しやすい「相関関係」があります。それが・・。

【鍛錬関係】

なのです。

この関係、恋愛のところでも説明はしていますが、単純にいうと「恋愛」の関係性の中では、相手に、「魅力」をすごく感じてしまう間柄なのです。もちろん、そのような状態になるときは、お互いに【正】のエネルギー状態なわけです。そういう状態のときしか、恋愛がスタートしない関係性なわけですから。

 

この関係はいわば、「自分にもっていないものを、相手が持っている」同士の関係ということなので、それを「魅力」と思い続けるには、かなりのエネルギーを要するのです。お互いに「鍛錬し合える関係」であることを意識するには、常に良質なエネルギーが必要なのです。それゆえに、お互いに最も成長する可能性が高い、関係性ともいえるわけです。

ただし、エネルギーが【負】へと移行してしまったとき、その内容は一変してしまうことになるのです。もともと「鍛錬」という言葉があらわしているように、「相手の言動」は、どちらかという、「自分にとっては、自分の弱いところ・足りないところ・嫌な部分」を指摘され・知らしめさせられる・・ということなのです。

ゆえに【正】のエネルギーをもって初めて、それを「鍛錬」「自分の成長ポイント」として受け止められるのです。

でも、【正】のエネルギーが弱まってしまうと・・とたんに、常に相手の言動が、自分にとって、「嫌なこと」「気に障ること」をいわれていると受け止めるようになってしまうわけです。

 

これでお分かりかもしれませんが・・。「恋愛」に結びつきやすく、本当の意味で自分を成長させてくれる、最も効率的な相関関係である【鍛錬関係】なのですが、現実的には、「恋愛」から「結婚」へ移行した時に、継続していくのが難しい≪関係≫でもあるのです。ゆえに、「恋愛から結婚への移行の中」で

 

≪恋愛のころと人が変わってしまった≫

≪結婚して態度が変わってしまった≫

 

といった、ことを良く耳にすることがありますが、実は【鍛錬関係】のときには、度々起こりやすい事象なのです。実際は・・「人の性質」は変化しているわけではないのですけどね。

 

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◆「結婚」「実生活」における相関関係のポイント

ここまで話しをしたことから考えると、「恋愛」は「どんな形のものでも」「どんな組合せ・人づきあいのものでも」良いのでしょう。「なんでもOK」というと・・悪い意味を感じてしまう部分がありますが・・いわゆる

【様々な体験を積むこと】

 

が「恋愛」における重要目的といえそうです。ですから「結婚」「実生活」へ移行するまでに、人付合い・・5種類の相関関係を様々体験して、自分なりに理解していく・・その1つの「要素」が「恋愛」なのだと思います。

 

では、それに対して「結婚・実生活」は何かというと・・。

【実際に、お互いを成長させ・育んでくこと】

といえそうです。

そのためには、まず基本として、お互いの相関関係が、どの関係(5種類の関係)になっているのかを、お互いしっかり認識するということが、大切になります。その上で、そこに存在している「相関関係」の特性に合わせて、思考し・・行動するということが「結婚・実生活」を過ごすことの本質なのです。

 

「尽力関係」を持っている組合せの人が、「お互いに助け合って生きていこうよ・・」といった、いわゆる「補完関係」を目指してしまっても、うまくいかないということなのです。(*誤解があるといけませんが、「尽力関係」を育む中で、お互いが助け合うことになる・・という要素は含まれています。あくまでも、「助け合い」を前面に押し出してしまってはうまくいかないという意味です。)

これは他の組合せにおいても同様なことがいえるのです。

 

実は、「結婚」という要素で話しをしていますが、他の「人間関係」においてもこのことは当てはまります。「仕事の関係」「近所の関係」「親友関係」など・・ぜひ、置き換えて考え、活用してみてはいかがでしょうか。

 

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★≪お見合い≫のもつ特性★

ここまで、「恋愛」と「結婚」に関して、そこにある「人付合い」の性質を記載してきたわけですが・・実は、「人付合い」を≪自由度≫という観点から、分類した内容を記しているのです。

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*「恋愛」は、その関係性をわりと簡単に「解消」できる「人付合い」を代表しているのです。

例えば、「店主とお客の関係」「気軽な友達関係」「遊び相手」など

 

*「結婚」は、その関係を簡単(能動的)には「解消」したり、「交換」したりしにくい「人付合い」を代表しています。

例えば、「同じ職場の上司と部下の関係」「ご近所との関係」「仕事のパートナーとの関係」「親友関係」など

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で・・実は同様に「お見合い」も、人付合いの分類を代表した要素となっています。

 

*「お見合い」は、少ない接点(コミュニケーション)の中での「人付合い」を代表しています。

例えば、「面接時の関係」「ネット上だけでの関係」「距離感のある関係(経営者と新入社員など)」など

 

ですから、「恋愛」「結婚」「お見合い」という要素の中で、基本的に全ての「人付合い」を説明していることにもなっていますので、適時読み替えて活用いただければと思います。

 

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◆「相手の個人情報」に関心がいくか・・もしくは「相手の感情・雰囲気」を重視するか

この「お見合い」という、「人付合い」の中では、傾向として以下のどちらかが重視されることが多くなります。

1つは、「相手の個人情報」すなわち、「仕事内容・預金額・年齢などなど」、相手の「自然エネルギー的な特徴・人間性」といった要素ではなく、相手を取り巻いている≪事象・要素≫に関心がいく場合です。

の結果、「相手の個人情報・環境」から、逆算される形で、「相手の特徴・人間性」が判断されるということになるのです。「恋愛」の場合は、相手の「性質・特質」の中に≪魅力≫を見出すことになるのですが・・「お見合い」の人付合いのこのケース時には、「相手の個人情報・環境」の中に≪魅力≫が見出されることになるのです。

仕組みについては、説明は省きますが・・このケースのときに生み出される「相関関係」は【尊重関係】だけが築かれることになります。

 

もう1つは、「相手の感情・雰囲気」を重視するケースです。この場合に生み出される「相関関係」は【補完関係】だけとなります。

 

さあ、ここからがポイントとなるわけですが・・。

「双方」が【尊重関係】の視点から、もしくは【補完関係】の視点から、相手を見つめて、気にいって「人付合い」をはじめるという場合であれば、望ましい方向に人付合いを推進していけるわけですが・・

問題なのは、「お互い別々の視点(尊重関係・補完関係)」から相手を見つめてしまっている時には大きな問題が発生するということを認識しておいていただきたいと思います。

 

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◆お互いの「見つめる視点」の違い

「お見合い」の場合には、もちろん例外は存在しているものの、基本的には「自分が相手をどのように理解・認識するか」・・といった要素が人付合いのスタートを決断する中心要素となります。

「相手が自分をどのように理解・認識しているか」といった、視点はこの時点では、ほとんど重視されることが少ないのです。

それゆえに、「自分は尊重関係の視点」から「相手は補完関係の視点」から・・といった食い違いがある場合が発生するのです。

問題となるのが、「関係性の特性」が正反対であるということ。【尊重関係】はお互いの距離感を大切にする上で成り立つ関係であるのに対して、【補完関係】は、お互いの距離感を「無くす」ことで成り立つ関係だからなのです。

「お見合い」や「出会い」から短期間で「結婚」したけど・・すぐ離婚(新婚旅行から帰ってきてすぐなど)というケースを生み出す「人付合い」。

「面接」で良いと思って、入社したものの・・すぐに社風に違和感感じて、すぐに離職。

などなどこういうケースは、「視点の違い」が存在していることを意識してほしいと思います。

 

逆にいうと、「お見合い」の場合、「自分が相手をどのような視点から見ているのか」を認識した上で、「相手は自分をどのうような視点から見ているのか」を同時に、認識することが、上記のような問題を生み出さないですむポイントとなるのです。

 

 

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人付合い・・・人間関係の中には、無意味な関係など、1つもありません。全て「意味ある」≪相関関係≫を持っています。ただし、もちろん「相関関係」の中に「陰陽」の側面が存在していますので、「負の意味合い」でその関係性を受け止めてしまう、という場合が存在しているわけですが、基本的には、それらの「関係性」を是として受け止めることが一番大切であり、「生きやすい」人生を歩めるポイントとなっています。

 

「自然エネルギータイプ」を分析していくと、人付合い(相関関係)の中には、5種類の相関関係が存在していると考えられます。

 

【補完関係(助け合い)】【鍛錬関係(鍛えあい)】【師弟関係(伝承と鍛錬)】

【尽力関係(尽くしと育ち)】【尊重関係(尊敬と理解)】

 

の5種類となります。実は、各関係性にも、5つの自然エネルギー「火・水・金・土・風」の特性が現れているというのも、何か不思議な感じがします。ここでは、その事には触れませんが、それぞれの関係性の意味を下記にて簡単に説明していますので、参照いただければと思います。

また、それぞれの関係性の中で、代表的な「組みあわせ」について、左記欄に示していますのでこちらも参考としてみてはいかがでしょうか。

表記方法としては、「補完関係」「鍛錬関係」「尊重関係」は上下に記した民族同士、どちらからみても同じ役割となり・・また「師弟関係」においては、上が「伝承」の役割、下が「鍛錬」の役割となります。

「尽力関係」においては、上が「尽くす」役割、下が「育てられる」役割となっています。

 

忘れてはいけないのが、、左記には記載していなくとも、各民族にはかならず、それぞれ5種類の関係性に当てはまる相手(民族)がいます。また、強弱の違いはあっても、「民族間」には、上記5つの関係性のどれかが当てはまることになっているということも、認識しておいていただければと思います。

 

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【正】 助け合い   【負】 馴れ合い

まさしく言葉どおり、お互いに「力を高めあい」「足りないものを補う」ことのできる関係です。全ての民族・・「全ての要素が整っている」といった民族は1つも存在していません。かならず、「優れた要素」を持っていれば、「持ちえていない」「足りない」要素といったものがあるのです。

この「補完関係」の中で、最も力が強い関係は、「力の高めあい」と「足りない要素を補完する」といった要素を同時に有している組み合わせです。

中には、「力の高めあいだけ」「足りない要素の補完だけ」を有している民族の組み合わせもありますが、これらも全て「補完関係」の中に含まれるということを知っておいてください。

 

注)【負】の側面でこの関係を捉えてしまうと、「馴れ合い」といった意識が芽生えることになります。

 

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【正】 鍛え合い   【負】 憎みあい

「鍛錬関係」はお互い、意識的・無意識的に≪鍛えあう≫ことに繋がっていく間柄です。ここでいう「鍛えあうべき要素」に関しては、人それぞれがこの世に生まれてきた「意義」「目的」の1つとして位置づけられている要素である場合が多いようです。

大抵の場合は、自分として「弱い部分」「弱い要素」であったり、もしくは、自分がとても「苦手と思うこと」「辛いと思うこと」であったりするようです。

ゆえに、この関係性において一般的には、是として【正】の関係性で捉えられるよりも、否として【負】の関係性で捉えられていまう場合のほうが多いように思います。

「鍛えあう」ということは、この場合、自分の「弱い部分」「弱い要素」「苦手な要素」「辛いと思う要素」を相手から、「提供されたり」「あらためて認識・意識させられたり」するということなのです。意識させられることで、「弱い部分が強くなり」「苦手な要素が克服されていく」・・それが「鍛えられる」ということに繋がっていくのです。

 

注)【負】の側面で捉えてしまうと、「憎みあい」「嫌いな相手」といった位置づけとなってしまいます。少しでも、こういった「感情・思い」を抱かせてくれる関係性の中には、自分の「弱い要素」「苦手な要素」を気づかせてくれ、向上させてくれる数少ない相手であることを、ぜひ思い出してみていだければと思います。

 

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【正】 信じあい   【負】 苦手意識

この関係性の中には、強い【信じあいの心】が存在しています。本当の意味で「信頼」できる相手とは、この「師弟関係」の中に存在していることが多いようです。

ここでいう「師弟関係」とは、別に実際の年齢や立場とは無関係なことをまずはしっかりと認識してください。例えば「親子」の間柄にこの「師弟関係」を持っている組み合わせといのも多々存在しているのですが、「親が師」で「子が弟」という組み合わせに限った関係というわけではありません・・最近ではどちらかというと、「子が師」で「親が弟」といった組み合わせのほうが多くなっているようです。

「師弟関係」における役割とは、【師】は「伝承」を担い、【弟】は「鍛錬」を担っています。

ここで大切なことは、「伝承する側」はかならずや相手が「継承」してくれるものと「信じて」、その行いを≪継続≫するということ。

逆に「鍛錬する側」は、今は理解できなくとも、かならず相手の行い・影響は、自分の「鍛錬」に繋がるものと「信じて」、常に相手の本意を≪知ろう≫と努力することなのです。

 

注)「信じる心」を見失ったとき、【負】の側面である「苦手意識」がでてきます。逆に「苦手意識」を感じる相手がいた時には、「師弟関係」を構築する絶好の相手と気づくことが大切です。

 

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【正】 支え育ち   【負】 弱肉強食

「尽力関係」とは、まさに「一方は、尽くすことにより、相手の成長する姿を感じられることに喜びを覚え」「尽くされるほうは、自分がその≪支え≫あるがゆえに、成長することができる・・それを実感することにより相手に≪感謝≫を覚える」そんな関係です。

全ての「相関関係」に共通した要素ですが、その内容・要素は違えど全て≪共に成長する≫関係性となっていることは、忘れてはいけない要素です。

一見すると、「尽くす側」は、何も得ていない・・と思ってしまう人もいるかもしれませんが、相手の「喜び」「成長」が本当に自分の「喜び」に転化するので、実際に「喜び」の感動を大いに高めていくことが可能となるのです。

「自分自身の体験する喜び」に加えて、「相手の体験する喜び」も自分の≪感動≫として蓄えていくことが可能になるのですから、【2倍】のスピードで沢山の「喜び」を蓄えることができる・・それが【尽力】なのです。

 

注)「尽くされる側」が、相手の【支え】に気がつかない・・「気を配ることができない」状態におちいると、「尽力関係」ではなくなり、「弱肉強食」の意識となってしまいます。この関係においては「尽くされる側」は、≪相手への感謝≫を忘れないこと・・「尽くす側」は≪相手から何かを求める≫という意識を芽生えさせないことが、「尽力関係」を築く大切な要素となります。

 

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【正】 尊敬理解   【負】 気まずさ

「尊重関係」は、他の相関関係とは大きく異なった特徴があります。それは、【距離感】という要素。

この関係は、お互いに相手を「理解」することで、≪尊重しあう≫という繋がりを意味しています。この≪尊重・尊敬≫には、【距離感】という要素が必要不可欠ということなのです。あまりにもお互いに「近い距離」に位置している関係であったり・・「近い上下の段差」に位置しているような場合には、≪尊重≫はなかなか芽生えにくいものなのです。

ある程度、適切な【距離】があってこそ、お互いに尊重しあえるというこが最も大切なポイントなのです。実際に思い浮かべてみましょう。自分自身が本当に「尊敬できる人」と思える人は・・どんな人でしょうか。案外、実際の交遊などはない・・有名人の誰かであったり・・歴史上の人であったり。

もしくは、交遊がある中であれば、自分には「かなわないものを有している人」として認識している部分を持っている相手ではないでしょうか。これは「親子」の間柄であったとしても、こういう部分では、とてもかなわない・・そんな「距離感」を持っている要素にこそ、「尊敬」を抱くことができるのです。

 

注)ただ、一般的にはこの関係においては、「どうも・・気まずさを感じてしまう部分がある相手」であったり、「積極的には親しくしにくい、と感じる部分のある相手」として認識されているレースが多いかもしれません。

実際「距離感」が存在している必要があるために、【負】の側面から見てしまうと、「気まずさ」が感じられる相手となるのです。ですから逆に、「気まずい思い」をしてしまいがちな相手がいたら・・お互いに「尊重」しあうことを、意識していくと、いつのまにか「尊敬」できる相手となっていくということを覚えておいていただけたらと思います。

 

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