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■自然を敬う国〜ブータン


以前、「植林活動」に携わっている中で、知ったことなのですが、インドに隣接している国『ブータン』では基本的に、「木々の伐採」は商業活動として禁止されているようなのです。もちろん、育成のための「間伐」などはあると思いますが、とにかく自然資源は「日々の生活の中で大切に使わさせていただくもの」という思想のもと、「資本主義」「市場主義」的な発想での「外貨獲得」を目的とした利用はしない・・そんな感覚のようです。(*^^)

経済的には「裕福な国」とは呼べないブータンですが、それゆえに目先の資本獲得のために「自然」を消費してしまうようなことはしない・・という姿勢を貫いているのはとてもすばらしいものであり、純粋な「自然の一員」として生きているということを伺い知ることができます。

もともと、私のブータンに対する「気持ち」としてもすごく≪共感≫のもてるものがありました。

なんといっても「日本」にすごく、近いというか・・間違いなく、民族的・遺伝的なルーツとして「日本の民」と「ブータンの民」は繋がっているのだろう・・という感想を持っています。(o^∇^o)ノ

人々の姿・顔なども、実に「日本の民」にそっくりなんですよ。

子供達の表情などは、現在の日本の民の中には・・面影が薄れてきてしまっていますが、昔の日本の子供達の「笑顔」や「目の輝き」なんか、本当に≪同じ民≫と思わせるものがありますからね。

 

「自然の中」に、神々の存在を感じる・・といった思想も本来日本の文化の中にあった「八百万の神々」といった思想と共通するものがあります。個人的には、今のプータンの人々の「笑顔」の中に・・本当の≪幸せ≫を感じるんですよね。

「技術」や「便利さ」といったものを否定する気はありませんが、それらを持ちつつも・・・同時に「心」「思想」としては、ブータンの人々が宿しているものを、持つ・・これが目標とするべき「人」の生き方なのではないかと思います。