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■自然との共生の心

エネルギー問題を考える時・・忘れてはいけないのは・・。

 

【自然との共存】

 

という要素です。これはいままでも何度も言葉にしてきた要素ではありますが、とても重要なこと。いままで人々は、「エネルギー」を消費するという時には・・とにかく一方的に「人にとっての利益」ということしか念頭になく・・ひたすら、「エネルギー」をいかに効率よく、「抽出できるか・・」「獲得できるか・・」といったことにしか、技術を活用してきませんでした。

 

今後「新しい自然エネルギー」を求めて人々は邁進していくことになるのだろうと思います。「太陽光」「風力」「地熱」など。

ただ、現時点では・・これらの自然エネルギーに関しても、「CO2の排出量が低いので自然環境には優しいエネルギーだ・・」だから、自然環境に良いエネルギーだから・・積極的に活用していこう・・

といった「認識」と「思い」なのでしょうが・・やはり・・まだまだ欠落しているわけですよね・・「自然と共生」していこうとする観点が・・(^^ゞ。

 

具体的に「自然との共生」にとって、何が必要なのかというとそれは大きく2つだと思っています。

 

1つは

「自然エネルギーを活用しているのは、我々人間だけではないということをもっと明確に自覚すること。」

 

とにかく・・この自覚が欠けているとしてかいいようがありません。(^^ゞはは現在活用している「石油・石炭」などの化石燃料といった自然エネルギーに関しても・・「ある国で採掘されているものは・・すべて自分の国のものだといわんばかりの、実体」がありますが・・

ちょっとまって・・ これらの化石燃料だってももしかしたら他の様々な生命体が「エネルギー」として活用しているのかもしれませんよね。(バクテリアや地中の生命体など)

いや・・絶対に我々が認識していないだけで、他の生命たちもエネルギーとして活用しているんだと思うのです。

そう考えれば・・それらの「存在たち」への配慮が必要なことが理解できると思うのです。

 

2つ目は

「自然エネルギーを活用するのであれば、その対象となる自然エネルギー源に対してもっと積極的に【成長】【保存】【環境整備】【促進】などといった働きかけをしなければいけないということ」

 

とにかく「自然エネルギーむとは一方的に我々人類が「もらうもの」「活用するもの」などと考えていてはいけないと思うのです。「水のエネルギー」をいただくのであれば、その「水エネルギー」を生み出す自然の場などを成長・促進させるような「行動」を我々が行うということです。

「火のエネルギー」であっても、「風のエネルギー」であっても同様。

どうしても「エネルギー開発」ということになると・・我々人間がいかに「効率よくエネルギー採取できるか」といった観点から開発が進んでしまいます。

 

が・・これから「新エネルギー」と呼ばれているものに対してはそういう姿勢は絶対にあらためたいところです。

「効率」は悪くとも・・人の労力を使えばいいんです。いや・・「労力」を沢山使うからこそ・・自然界からエネルギーをいただけるというもの。「コストがかかったっていいじゃないですか」

コストや労力・・といった概念なんて・・「人間だけの勝手な言い分」なんですから。(^^ゞはは

自然界にとっては・・「労力」を活用することは当たり前のことであり・・「コスト」なんていう概念は人間だけが持っている人間にたげにしか通用しない要素なんですもの。