冬の季節は、”地域”によって電力需要が異なります。雪国などでは、もともと
強い寒さに対して、強い暖房・・ということで、「電気」ではなく「灯油」「ガス」
を利用した暖房方式が多くを占めています。”電力消費”という意味では、
「照明」のほうが割合が高くなっているのかもしれません。
対して、都心部などでは、”オール電化住宅”の普及などもあって、冬場の
電力需要が高まっている・・そんな傾向があります。窓の大きな住宅も多くなって
おり、冬の寒さに対して・・電気を利用した暖房需要が年々高くなっているのです。
そういう意味でも、都心部において「冬の省エネ」意識の必要性が高いのでは
ないでしょうか。
近年、「断熱性の高い住宅」が増加しているのにも関わらず、必要以上に・・”寒さ”に対して”暖房”で対応する仕組みが
増えているように感じています。基本的には、「寒さを防ぐこと」「寒さを感じにくい室内環境創造」
といったことがまず一番の省エネ・節電方法ということになると思います。
その上で、効率的な「暖房」を活用していくことがいいのではないでしょうか。