MY 自然エネルギー
自分のエネルギータイプを知ろう。 あなたは「何の民」。
 

テラ・エネルギー > MY 自然エネルギー > 火の民

 
 

 

向日葵

火車
太陽鳥 ライオン

「火の民」は、【火】のエネルギーを主に持っている存在です。自然界における【火】のエネルギーとしては、≪太陽≫≪マグマ≫≪熱≫が3大要素となっています。

この3大要素からの影響及び【火】のエネルギーの性質が、そのまま「火の民」の特徴として現れてきます。様々な要素に対する「火の民」のもつ特徴・性質に関して、まずは下記に箇条書きで表記いたします。

 

・感情・

・怒り ・やる気 ・情熱

・行動・

・積極性 ・行動力 ・活動的

・能力1・

・浄化力 ・退魔力

・能力2・

・筋力 

・感覚・

・視力 

・耐性・

・暑さ ・熱気

 

上記は別の言い方をすると、「火の民」が司っている要素・・ともいえます。また、ここで大切なのは「良い悪い」といった概念では無いということ。物事は全て「陰陽」「表裏」で成り立っています。例えば「行動力」という要素に関しても、受け取る立場やその環境によっては、「行動力の内容」は同じであったとしても、「わがままな行い」などといった、形で受けとめられることもあるわけです。ですからあくまでも上記は「火の民」の≪性質要素≫として考えていただければと思います。

 

【火】のエネルギー関連情報

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・「火の民」にとって、「水の民」はとても重要な存在です。この≪抑制≫の関係とは、お互いに「力を抑制することができる関係」という意味です。

≪抑制≫というと、一見良くないイメージとして受けとめてしまうかもしれませんが、本来そのような意味ではありません。

【力のコントロール】

といった、要素でこの≪抑制関係≫が存在してるいからこそ、エネルギーの制御が可能となるのです。

≪抑制≫の働き方でポイントとなる要素は、【力の上昇度】です。エネルギーの「質」「量」「強さ」の「上向き度合い」が勝っているほうが、相手のエネルギーを「抑制」して、減少させることになります。

「火の民」としては、【前向きさ】【熱意】が上昇しているときであれば、「水の民」を抑制・制御することができるのです。

・・・・・・・・・・・・・・・

◆具体例1

「水の民」のエネルギーが【負】の方向で暴走・増大しすぎてしまったとき・・代表的には、「哀しみ」「落ち込み」が激しくなってしまったとき・・それを解消・元気づけてあげられるのが、「火の民」なんです。

 

◆具体例2

「火の民」がエネルギーの暴走・増大しすぎてしまったとき・・例えば「怒りがおさまらないとき」「激情がとめられないとき」・・その状況を「癒し」で解消してくれるのが「水の民」です。


・「火の民」にとって、「土の民」はともに「励ましあう」ような形での≪増加の関係≫です。

お互いが同時に、それぞれのエネルギーを「増大」「増量」させる働きを持っています。自分自身のエネルギーが弱ってしまったとき・・すなわち、「自分らしさが無くなってしまったとき」などなかなか、自分でエネルギーの補給・増強は難しいものです。

そんな時には、「土の民」とともに時間を共有することによって、刺激を受け、「火のエネルギー」を増大させることができるのです。

ただし、注意が必要なのは、「正・負」どちらの側面も高めてしまうということはしっかりと認識しておいてくださいね。

・・・・・・・・・・・・・・・

◆具体例1

「火の民」にとっての自分らしさが見えにくくなっている時・・「なかなか情熱がわいてこない」「行動力に欠けている」といった時には、「土の民」といっしょに、話しをする時間をつくると自分らしさを取り戻すきっかけとなりますよ。

 

◆具体例2

「土の民」が負の側面が高まっている時・・例えば「頑固さが高まっている」「自分の中に閉じこもりがちとなっている」というような時、「火の民」が係わりを持とうとしてはいけません。逆に、「頑なな態度」となってしまいますから・・。ついつい・・「火の民」、元気付けようとするのが大好きなのでそういう行動に出てしまいがちなのですが・・。

相手が「土の民」の場合は、仲介者をたてましょうね。(この場合は「金の民」)

 

 


・≪活性化≫と≪増加≫では大きな違いがあります。

≪増加≫とは、エネルギーの「量」を増やす効果がありますが、≪活性化≫では、「量」を増やすことはできません。

≪活性化≫は、その時のエネルギー状態を「強くする」「強化する」という意味です。まずはこのことを、しっかりと認識してくださいね。

≪活性化≫は「風の民」から一方的に受ける影響です。

「火の民」にとって、その時の「状態」そのものが、強化される関係です。

・・・・・・・・・・・・・・・

◆具体例1

「火の民」が少しでも「前向きさ」「熱意」を持っている時に「風の民」と時間を過ごすことができたなら、その「熱意」はどんどん力を強化させていきます。「がんばりたい時」に「風の民」から影響を受けるといいですよ。

 

◆具体例2

「火の民」が・・「怒り」「激情」の気持ちを有している時は「風の民」はまさに火に油を注ぐ存在となりそうです。そういう時の「火の民」にとって、「風の民」の態度や言葉は・・なんか「いいかげん」な感じに思えてしまうようですね。でも「風の民」は普段と同じなんですよ。「火の民」の中にあるエネルギーが活性化してしまったための出来事。自分の中にもともと「怒り」や「激情」を抱えていたということが多いのです。

 

 

 


 

「火の民」の≪陽+≫を『火陽の民』。≪陰−≫を『火陰の民』といいます。

 

「陰陽」の共通特性として、≪陽+≫は「能動的」「外向的」な傾向・働きを示し、≪陰−≫は「受動的」「内向的」な傾向・働きを示しています。

 

◆火陽の民

・基本的には、自分以外の対象(周囲の人々やその他存在)に向けて「火の民」の特性を与える(働きかける)という方向で、エネルギーを利用します。人間関係を例としてあげると、「相手・周囲の人」を「元気付けたり」「明るくしたり」といった、力を発揮します。

また、感情的な側面としては、≪怒り≫の感情や≪やる気≫の感情を相手・周囲の人々に伝えることが得意(ストレートに「怒り」の感情を他人に対して表現しやすい)です。

このことは逆の立場(相手)から、見ると、「あの人といっしょにいると元気をもらえる」「明るい気持ちにさせてくれる人」という印象の他・・「怒り」や「やる気」の感情を表面にだしやすい人(相手にとって、怒りなどの感情とその内容が認識しやすい)といった印象をもたれる傾向があるといえそうです。

 

◆火陰の民

・基本的には、自分自身に向けて「火の民」の特性を与える方向でエネルギーを活用します。ですから、自分自身が「元気で活発な姿」「明るい表情」を持った人となれるような形で力を発揮します。

ですから「火陽の民」の場合は、相手を直接「元気づける」ことが得意ですが、「火陰の民」の場合は、暗闇の中の「灯火」のように、自分自身が目立つ(明かりを灯す)ことによって、周囲の人たちを導いたり、ひき付けたりするのです。

感情的な側面としても、周囲に対してではなく、どちらかというと「自分」に対して火の民の特徴を向けるこちが多く、例えば「怒り」の感情は、他人に対するものよりも、自分に対する「怒り」(なぜ、こんなこともできなかった・・など)のほうが、ストレートに怒りの感情が現れてきやすくなります。

相手・周囲に対する「怒り」は、「溜め込む」までにはいたりませんが、どちらかという一時、自分の中に置いてから・・表現ということになるので、他人から見ると、その「怒り」の感情の本質がわかりにくくなる場合もあるようです。(やる気なども同様)

こちらも逆の立場から見た場合には、「なんて元気な人」「明るくて活力ある人」という形で、火陰の民自身に対する印象を持たれる傾向が強くなります。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

個別の特徴は、「民と族」の組み合わせで、はじめて判断することができます。≪民≫の性質と≪族≫のエネルギーの性質を両方理解した上で、お互いの「相関関係の有無と内容(増加・抑制・活性化)」を加味して考えるとその特徴が浮かびあがってきます。

下記に「民と族」の組み合わせ別に、特性を記しておきますのでご参照ください。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 
【高】 【高】 情熱 退魔力
朱霊 朱龍 太陽光 朱色

◆純粋な「火の民」

火の民【火族】は、「火の民」の性質を最も純粋に受け継いでいます。基本的に、有しているエネルギーの大半が【火】・・自分の内面に持っている「主」のエネルギーも「副」のエネルギーも【火】となっています。

内面に強い【火】のエネルギーを持っていることから、非常に「安定」した性質をもっています。内的要因の中には、「火」のエネルギーに対抗するようなエネルギーがなく、また外的要因に対しては、「撥ね返す力」が強くなるため、いつでも、「自分」を見失うこともなく、他人から見ても、「こういう個性の人」といった印象を裏切られることはとても少ない、そんな性質の「民族」です。

 

◆太陽光

この「民族」は、自然界の存在に例えると【太陽光】と同じ性質となります。基本的には自分自身のためよりも、周囲の人・他人のためにエネルギーを働きかける、そんな特徴を持っています。ここで大切なのは、別に「他人のために・・」という意識は実際には、それほど強く本人が意識しているわけではないということです。

あくまでも、自分らしく行動してることが、相手にとっては、「元気付けられる」といったことに繋がっているということなんです。

また、「太陽光」の性質から、様々な存在に対して【浄化の力】が最も高い民族としての特徴を持っています。この力は、多くの範囲を一気に浄化することができるほどの性質ですので・・中には【退魔力】に優れた力を発揮する人もいるようです。

ただし・・「霊感的」な感覚力を持ち合わせていないため、本人にとっては知らないうちに、「浄化作用」「退魔力」を発揮しているものの・・まったく本人には自覚無し・・というケースが多いようです。

 

◆1点集中型の「情熱」

【土】の継続力や【水】の保温力といった、エネルギーを持っていない「火族」にとっては、実は「継続すること」は本来はあまり、得意なほうではありません。「情熱」のエネルギー自体は無尽蔵にもともと持っているので、けして「やる気が無い」とか「力が出ない」というわけではないのですが、情熱を注ぐ対象(興味の対象)に関して、あれも・・これも・・と複数の対象を保持することが苦手なのです。

ですから、基本的には「複数の興味対象」を同時に持たないので、興味対象が1つ2つに絞られることになるのです。その1つの対象に、自分の持っている無尽蔵の「情熱」を注ぎ続けることができるので、≪1点集中型の情熱≫を持っているといえるのです。

このことは、「1つの目標」を定めると、そこに情熱を継続的に注ぎこめることになりますので、目標達成力が高いということが特徴となるとともに、複数の目標に対して同時進行することはできないため、ある意味「不器用さ」も兼ね備えていることになるのです。これは「趣味」や「特技」といった形で現れることもあります。子供のころから、ずぅ〜と継続している「趣味」をもっている・・という人が多いのもこの「民族」の特徴です。

 

◆【陽】を司る存在。

「陰陽」における、【陽】を司どる「民族」です。相関して、【陰】を司っているのは「土の民【土族】となっています。「陰陽」は必要不可欠な要素であるように、「火の民【火族】」にとって、「土の民【土族】は人生の中で、必要不可欠な存在ですので、しっかりと認識しておきましょう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

   
【低】 【低】 二面性 変化
朱霊と水霊 紫龍 熱湯・蒸気 赤紫

ハイブリッド

火の民【水族】は、とても珍しい特徴を持っている存在の1つです。そう・・「火の民」と「水の民」とのハーフ・・ハイブリットな性質を持っているのです。同じような、「兄弟」とも呼べる存在として、「水の民【火族】」がいますが・・それでも「火の民」と「水の民」では大きな違いがあるのも事実です。

簡単にいうと、「外面」「表現方法」の中に「火の民」の性質が現れやすく、「内面」に「水の民」を宿しているようなそんなイメージかもしれません。

 

◆不安定なエネルギー

この民族にとって、最大の課題というか「宿命的な要素」として≪いかにして、安定性を築き上げるか≫という問題を持っています。自分自身の中に≪抑制関係≫のエネルギーを持っているがために、常に持っているエネルギーが不安定な状態となりやすいのです。

「火のエネルギー」の上昇度が高まれば、相関して「水のエネルギー」が抑制・減少してしまいます。

逆に、「水のエネルギー」の上昇度が高まると、とたんに「火のエネルギー」が抑制され、減少していくことになるのです。まるで「シーソー」のようなエネルギー状態を常に抱えているというのが最大の特徴なのです。

 

◆バランス感覚を有すれば、≪万能≫となりうる民族。

他の大方の民族は、自分自身だけで自己エネルギーを「増減」調整することはほとんどできません。

が・・・。「火の民【水族】」は、他の力を借りずとも、自分自身で自己エネルギーを調整して、様々な場面にあった、能力などを発揮することが可能な数少ない民族なんです。

例えば、「スポーツ選手」や「仕事上の折衝ごと」。「火の情熱」を有していることは大切な要素となりますよね。ただ、情熱だけでは、相手のタイプや様々な状況変化に対応することは難しいでしょう。そんな時に、自分の中の「水の力」を上手く上昇させ・引き出し活用できれば・・情熱だけの空回りとならないように・・「冷静な判断」を同時に加えることも可能となります。

もしくは、相手の反応を「優しさ」で受け止めてあげることも可能となるでしょう。そう・・「2つの武器」を持っている、そんな存在になれる可能性を秘めているのです。

 

◆イメージ

ちなみに、この民族のイメージとしては、『他人からの印象としては、元気よく、明るく振舞っている姿はわかるのだけれど・・ちょっと、なぜかそこに【無理】が感じられる・・。』『情熱や闘争心といったものは、自分自身で感じているのだけれど・・それを発揮した後には、なぜか自分自身で後悔の念が芽生えたり

・・ちょっとやりずきたかなぁ〜と自己反省を繰り返してしまう』こんな印象の方が多いかもしれませんね。

 

   
【高】 【高】 中心人物 カリスマ性
朱霊 朱雀 マグマ 金赤

◆目立つ存在

「火の民【金属】」は、とても安定したエネルギータイプの民族です。これは自己内に「抑制・増加・活性化」といった関係性を持っていないため。ゆえに、「自分が思う自分の性質と他人が思う印象」とに隔たりが少ないといったタイプの人が多いのです。

また「火の情熱」と「金の輝き」を共に有しているため、一般的には「目立つ存在」として認識されることが多くなりそうです。ただ同じ「目立つ」といっても情熱を傾ける方向性によって、その意味は多少異なってくるでしょう。

「芸事など」一点集中して取り組むことができるものを持つことができたときには、その世界で「カリスマ的な魅力」を発揮することができそうです。

「金の力」の「おちゃめさ」などの方向性を持つことになった時には、「お笑い」など周囲の人々を楽しませ、笑わせることが大好きな、コメディアン的存在感をかもし出すことになりそうです。

ちなみに・・・。関西圏でよくいわれるような、「温かみと情熱を持った、少々衣装が派手好み」といった人々の中には、この民族が多く存在しているかもしれません。

 

◆陰湿さと無縁なタイプ

火」が持つ、「熱」「浄化の力」に加えて、「金」の「輝き」を持っているわけですから、≪陰湿さ≫とはまったく無縁のタイプといえます。もちろん、【陰】の要素としての「火」の「怒り」や「金」の「ストレス」といったものを有していますから、「怒り爆発」「ストレスで・・キィー〜と暴発」といったことは時たまありますが、どちらにしても、それらは「発散したらお終い」というカラッとした内容なのです。

常に、情熱と明るさをもって「前を向いて」進んでいく・・そんな言葉が似合う民族です。

 

◆守り主【朱雀】

この民族は「龍族」ではない・・【朱雀】が守り主として位置しています。「朱雀」は「鳳凰」と同じ種族です。「朱龍・紫龍・赤龍」はともに、どちらかというと≪太陽の陽射し≫の性質をもっているのに対して、「朱雀・鳳凰」は、≪炎≫の性質を宿しています。

このことは、「火の民【金属】」にも性質として現れていて、≪太陽の性質≫は他人・周囲に対してその影響を与える力・・という外向性の特徴に対して、≪炎の性質≫は、他人を「惹きつける力」「導く力」として内向性の特徴として発揮されることになります。

また同時にこの民族の中には、「金」の性質として「霊感覚」を持つ方も存在していて、その場合には「炎の浄化作用」とあわせて、「退魔師」「除霊師」として力を発揮する方もいるようです。「炎」の浄化の場合は「太陽の浄化」と異なり、対象を定めた中で発揮できる力となります。

 

 

   
【高】 【中】 常識 調整力
朱霊 赤龍 火山 赤茶

◆実行者

火の民【土族】」には、「保存の力」「耐える力」を有する【土】の力を持っています。しかも、「火と土」は≪増加関係≫にありますので、「情熱」を発揮している時は同時に「土の保存力」「耐える力」も増加していきますので、一度決めたことをやり遂げる能力は民族一番の存在なのです。

別の言い方をすれば、「実行能力」が高いということを示しています。「蓄積された情報・知識」を活用して、しっかりと裏づけを取りながら、着実に実行し、目標に近づいていく・・そんな「経過を大切にした実行力」なのです。

ですから、「一気に目的に到達してしまう」といった、性質のものではないのです。

 

◆実は・・「怒り」を溜めやすいんです。

「増加関係」が【陰】の側面でも働くことを忘れてはいけません。代表的なことを例としてあげてみると、「火の怒り」・・・「怒り」の気持ちが高まるほど、「土」の保存力も高まるわけです・・そう、「怒りの気持ち」を自分自身の中に、どんどん蓄積していくことができるわけです。基本的には、この「蓄積・保存力」が高いことと「耐久力」も高いため、通常時は大丈夫なのですが、「火」のエネルギーが弱まり、あわせて「土」のエネルギーも弱まってきたときに・・・溜めていた「怒り」を保管しつつげることができなくなる・・といった現象が起こることがあります。この性質が≪火山≫と同じ性質なんです。

自分でも、知らないうちに、溜め込んでいるものが、多々あるかもしれませんので、時には意識的に「解消」「発散」させることを意識したいものですね。

 

◆前向きな常識人

「火」のエネルギーは、基本的に≪推進力≫を生み出す源となります。ゆえに、「火の民」は共通して、「前向き思考」。過去を振り返るということは、あまり無く「現在から未来」を大切にしています。

そんな火の民の中、ゆういつ「過去を振り返ることができる」のが、この民族の特徴ともなっています。

この場合の「過去を振り返る」というのは、別に「後ろ向きの姿勢を持つ」というような意味ではありません。

「過去に学んだ知恵・知識」「過去感じ得た体験」といったものを≪財産≫として上手く活用できるという意味なのです。「歴史から学ぶ」という思考もこの民族の得意な資質の1つです。

これは、【土】のエネルギーを持っていることが大きな役割を果たしています。基本的に【火】の特性である、「情熱を傾けた経験」「熱意を感じた出来事」などを大切な経験・知恵として【土】の力で蓄えることができるからなのです。

ですから、闇雲に・・「前へ前へ・・」と突き進んでしまうタイプの多い火の民ですが、実に「常識的」で「着実に」前への歩みを刻んでいくのが特徴です。

 

 

   
【低】 【高】 衝動 超行動力
朱霊 鳳凰 真紅

◆激情家

「火の民【風族】」をひとことで表すことができる・・最も特徴的な性質が、≪激情家≫という側面です。この性質はもちろん、【陰陽】両方の要素に関して同じような資質を持っています。

喜怒哀楽、全ての感情表現が豊かなので、「哀しみ」に関しても「しみじみとした悲しさ」とは無縁で、豪快に・・そして素直な感情表現が持ち味となっています。

これは、【風】との活性化関係に由来しています。常に強弱はあるものの「活性化」を受け続けているわけですから、【火】の特質が際立ってくるのです。良くも・・悪くも・・。

別の言い方をすれば、「自分の感情を隠すことができない」ということにもつながります。そういう意味では、「裏表のない性質」といえそうです。

 

◆最も不安定な火の民

「火の民」らしさを持っているという意味では、「火の民【火族】」と双璧をなしています。ただ、【火族】との決定的にことなるのが、「エネルギーの安定性」の有無。【火族】はとても安定したエネルギーを持っているのにたいして・・「火の民【風族】」は、そのエネルギーの強弱にものすごく幅がある「不安定さ」を有しているのです。

これはこの民族の守り主である、【鳳凰】の特徴としての≪炎≫の性質を持つことからも理解できるのではないでしょうか。「風」のあおりが少ないときは、多くの人々を暗闇の中・・導くような≪灯火≫の姿となっています。

が・・一転、「風」のあおりが強く、強風となってきたときには、その「炎」は大火となり、周囲の存在をも全て巻き込み、消滅させてしまうような存在ともなってしまうことがあるのです。

「炎」の持つ【陰陽】両方の性質を極端な力として有している・・「諸刃の剣」という側面があることをしつかりと認識しておきましょう。

 

◆超行動派

「火の情熱」と「風の俊敏性」を持っていますから、同じ場所にじっと留まっていることは苦手なタイプです。とにかく、「思いたったが吉日」をそのまま地で行くのがこの民族。

おそらくは周囲の人々をひっぱりまわしたり、かく乱させたりするのは日常茶飯事ではないでしょうか。