◆対話力【魚・水】 【水族】の場合は、生き物に限ったわけではなく・・「魚類」の他にも「水」そのものに宿る自然エネルギーとの交信力を有しています。ゆえに、「水の神」さよばれものや、「水の精霊」たち「青龍」などとも、「水の民」以上に、交信する力は持っていると考えられるのです。
◆寒風 【水族】を表す存在は、「寒風」です。これも【火族】と同様に、エネルギーバランスが最も大切であることをしっかり認識しておかなければいけません。 適度なバランスであれば・・まさに「涼風」。周囲の人々に、「癒し」や「心地よさ」を与える貴重な存在となりえます。ただし、バランスを崩してしまえば、「北風」「吹雪」の様相に・・。他の人々から「熱」を奪い取ってしまう存在になりかねないということを知っておいてください。
◆爽やかさとのギャップ 風の民は、基本的に「爽やかさ」を有している民族です。ですから、普段エネルギーバランスが取れている時であれば、「爽やかな中にも、冷静さも兼ね備えた存在」として周囲に受け止められることでしょう。 しかし、どうしてもときおり、「活性化」作用によって「水」の力が激しくなる場合があり、そんな時は、とたんに「爽やかさ」とは少々、ギャップを感じさせる「クールな印象」をもたれるような傾向があります。 ◆「動いている中」に感じる平穏さ 風の民は・・共通して「平穏」で「のんびりした雰囲気」を好みます。でもかなしかな・・「のんびり」といっても、「何もしない」「休息するだけ」ということは、風の民にはなかなかでき無いことの1つとなっているのです。 それは、「風」って・・そもそも、流れ・動いているからこその「風」なんですよね。同じ場所に留まっていたら・・それは「風むが消滅してしまったことになるわけです。 ゆえに、風の民が望む「平穏」「のんびり」「休息」とはあくまでも、「ゆったりと動いている中」に存在している、感覚であるのです。 これは特に同様の質を持つ【水族】にとっては、つらに強調されるべき要素となります。「水」も留まっていては・・腐敗してしまいますからね。常に揺るやかに流れていたいのです。 逆にいうと・・「何もしないではいられない」・・そんな性分を抱えているのが【水族】です。 ◆怒りの表現は・・「理屈屋」さん。 喜怒哀楽は、全ての民族が当然もっている感情です。単に民族ごとに、その喜怒哀楽に対して、得意不得意があったり、表現方法が異なっているということなのです。 【水族】にとって、怒りの対象となりやすいのは・・「理屈に合わない出来事」に遭遇したとき。 感情的な流れとか・・その場の雰囲気とかで、思考・言動を起すという人も当然沢山いるわけですが・・「水族」が大切にするのは、その中身・・理論です。 いくらその場の雰囲気に沿った話しや行動であったとしても、自分が認識している「理論」にあわないものであったら・・それは我慢でき無い対象となるのです。そう・・こんな時が一番「怒り」を表しやすい要素ということですね。 その場合の怒りの表現方法としても・・感情論ではなく・・実に「試論的な怒り方」。そんな時はまさに理屈屋さんといった印象をもたれているのではないでしょうか。
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