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省エネ「蓄電システム」
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省エネルギー要素〜蓄電システム
日本では、自然エネルギー利用の発電システム及び機器商品の技術開発は
世界有数のものを有していますが・・実際の自然エネルギー発電の導入という
意味では、かなり遅れをとっているのではないでしょうか。
高い技術はあるものの、実際の活用が進んでいない・・そんな印象です。
それは”太陽光発電”にしても、各家庭の需要に期待するだけで、国・政府主導
での大胆な自然エネルギー促進がなされていなかったからではないかと考えています。
そんな中、これから自然エネルギー利用を進めていかなければならない状況に
追い込まれてきたのが・・現在の日本の状況なのかもしれません。
そういう意味では、これからの日本は自然エネルギー発電が爆発的に拡大して
いくこととなる・・そんな可能性がありそうです。
そこで必要不可欠となるのが「蓄電システム」の構築と活用拡大です。ここでは
現在実用化されている、「蓄電システム」及び世界の施設に関する情報をご紹介
したいと思います。
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ナトリウム硫黄(NAS)電池を活用した蓄電システム「NAS蓄電池システム」
自然エネルギー発電のシステムの一環として現在実用化されている大型電池(蓄電システム)
としては、「ナトリウム硫黄(NAS)電池」と「リチウムイオン電池」が主流となって
おり開発研究が推進されています。
中でも、大型蓄電システムへの適性ということから期待が高いのが「ナトリウム硫黄(NAS)電池」
を活用した「NAS蓄電池システム」です。
NAS電池は10MW(メガワット)〜100MW規模の大容量化が可能。世界中で300MW以上が設置され稼働
しており、その信頼性と安全性はすでに立証されています。この分野の商品開発・研究の
先端を進んでいる企業が「日本ガイシ」。すでに世界規模で大型の太陽光発電所及び風力発電所
(ウインドファーム)で利用されているNAS蓄電池システムを提供しています。
電気自動車を「蓄電アイテム」として位置づける蓄電システム
社会的なエネルギーシステムの一要素として期待されているのが「電気自動車を蓄電器」
として活用・位置づけた蓄電システムです。アメリカなどでは”スマートグリッド構想”
という電気・通信を一体化させたグリットシステムの中に組み込まれている考え方です。
現在電気自動車に利用されている”蓄電池”としては 「リチウムイオン電池」が
主流となっています。コンパクト化と蓄電効率のバランスを考慮すると現時点では
リチウムイオン電池が最有力な存在となっているのです。
このリチウムイオン電池の開発・研究に関しては、現在「三菱重工業、エリーパワー、GSユアサ」
といった企業が中心として推進しています。
▼各種電気自動車(乗用・小型)の詳細・一覧はこちら
蓄電システムを有した、住宅設備環境の構築
これからの住宅環境を考えたときに、戸建てのみならず、マンションにおいて
「蓄電システム」を導入することが必須の要素となっていくのではないでしょうか。
電力供給はなにがあっても安定的に行われる・・というのが当たり前と思っていたものの
震災をきっかけとして、あらためて自然災害のみならず、事故・人的災害などによって
電力供給が困難となる事実が表面化してきました。
そんな防災という意味も含めて”節電”・・電力を有効に活用していくことが大きな
課題となり、そのための対策として各住宅設備の一環に「蓄電システム」を組み込む
ことが期待されるのです。
もちろん、家庭用の太陽光発電や風力発電なども蓄電システムがあることによって
さらに積極的に活用していくことが可能となります。深夜に電力を”蓄電”・・日中
に冷暖房として蓄電した電力を活用することにより、発電そのものに必要となる
エネルギー消費を抑えることに役立つものとして期待できます。
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