「土」のパワースポットの「特性」

「土エネルギー」が豊富で強力な”場”が「土のパワースポット」となっています。ゆえにその「効果」や 「特性」として最も特徴的なものが「耐える力・底力」を与えてくれるということでしょうか。最も原始的で根源的なパワー がそこに存在しているのです。

「耐える力」というとなにやら”辛い事”と思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。 簡単にいえば「度量が大きくなる」ことによって”受けとめられる”ようになるということなのです。 ですから、言い換えれば人が有している「エネルギーの器」を大きくしてくれる作用を持っているのが 「土のパワースポット」といえるのかもしれません。

また、「風水」でいわれている「龍脈・龍穴」といった存在もこの土のパワースポットに分類してい ます。「龍脈」とは大地のエネルギー(土エネルギー)が流れる路のことを意味しています。また「龍穴」 とは「龍脈」の上、もしくは端部において大地のエネルギーが噴出している”場”のことをいいます。

日本において「龍脈」と呼べるものはすべて、「富士山」を基点として発生しているものです。富士山 という存在はまさに「土エネルギー」の中心的な存在であり、当然ではありますが、最大の土パワースポット となっているのです。

土のパワースポットは他のエネルギーのパワースポットを含めた中で最も「広大なエリア」を有する パワースポットとなります。多くの場合、パワースポットとなっているエリアは局所的なものであるこ とが多いのですが、この「土のパワースポット」には広大なエリアが対象となっているものが存在してい るのです。

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「土」のパワースポットの分類

「山脈」といった要素も「龍脈」と重なっている場合もありますので同じエリアがそれぞれの分類に 含まれてしまうこともありますが、”視点”の違いという意味を含めて、「山岳・大地」「龍脈・龍穴」 といった分類といたします。

「神社」の分類要素においても「龍脈・龍穴」が存在している”場”という意味で同じ要素を対象 とすることがありますが、”大地の神々”を祭る神社の中にもパワースポットとなっている”場”が ありますのでこれらの要素も含めて「神社」の分類としたいと思います。

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【山岳・大地】/「土」のパワースポット

多かれ少なかれ「山脈や大地」には土エネルギーが存在しているため「広大な領域」を有している「山脈・大地」 では少なからず「土のパワースポット」と同様なパワーを得ることができるものです。ただその中でも「エネルギー密度」 が高いことと、エネルギーの質が良質であることを要素として、土のパワースポットとして存在しているものと 考えています。

「山岳・大地」のパワースポットにおいては特に「耐える力」「根源的なパワー」を得ることができるのです。 「耐える力」とは”我慢する力”ではありません。自分自身の「度量が大きくなる」ことによって「対応できるようになる」 ということなのです。

山登りをしたことがある方であれば多くの人が体験したことがあるかと思いますが、視界に広がる広大な山々の連なり ・・下界に広がる広大な大地を見ているうちに、「地球の大きさを強く意識するとともに、自分自身の小ささをしっかり と認識できる中で、心が深まっていく(度量の広がり)」という思いを感じたことがあるのではないでしょうか。

これなどがまさに「土エネルギー」のパワーを受けているということなのです。

【事例】・富士山(静岡、山梨)・北アルプス山系(長野・富山など)

【龍脈・龍穴】/「土」のパワースポット

風水的には日本における「龍脈」は、富士山を基点として存在していると考えられています。主たる「龍脈(大龍脈と でもいうのでしょうか)」はやはり富士山から派生しているものと思っていますが、その他の山々を基点とした龍脈も 沢山存在していると感じています。

また「龍穴」といった存在も、風水的には「地形環境が整った場(玄武・青龍・朱雀・白虎が揃った配置)」のみを 示す要素となっていますが、ここでは良質な「土エネルギー」が高密度で噴出している”場”を「龍脈・龍穴」パワースポット として考えたいと思います。

「龍脈・龍穴」の場合には「神獣(主に龍)」との関わりが深い”場”となっていることが多いため、「山岳・大地」 のパワースポットと比較するとややスピリチュアルな効果を有してるものが多く存在しているのが特徴となっています。

「神獣(精霊)」との触れあいが叶うときには、「身体」のみならず、「精神的・心」への影響が様々な形で良き効果 (悟り・成長・心身回復など)として表れてくれることもあるのではないでしょうか。

【事例】・箱根神社周辺(神奈川県)・大雪山-トムラウシ龍脈(北海道)・丹沢-宮が瀬龍脈(神奈川県)

【神社】/「土」のパワースポット

一般的に「山神」と呼ばれている存在は、「風エネルギー」に関連した存在であることが多いので「土エネルギー」 に関連した「神仏」との区別をしっかりと意識しておいていただければと思います。

もともと多くの「神社」などは風水的な見地から「龍脈」「龍穴」といった”場”に建立することも多いため 神社のパワースポットといえば、土のパワースポットとなっていることが多いのではないでしょうか。 ただ、「龍脈など」は時間経過とともに移動することも多い存在であるがために、現代では龍脈上に位置していない 神社が多くなっていることは知っておかれるといいかと思います。

私が体感した中では、室生龍穴神社(奈良県)・箱根神社(神奈川県)などが現在でも土のパワースポットとなって いる代表的な神社のひとつです。

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【事例】・室生龍穴神社(奈良県)・箱根神社(神奈川県)