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「燃料・動力」の要素
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自然エネルギー利用〜「燃料・動力」
自然エネルギーを利用していく上で、”発電”に偏ることなく重要視していかなければいけないのが
「燃料・動力」としての活用です。現在は化石燃料(石油・石炭)が中心となっていますが、化石燃料
は有限な存在・・いずれは枯渇するものと考えられています。
そういう意味で早急に実用化していかなければいけないのが、新たな自然エネルギーの”燃料”開発
なのです。当サイトでご紹介していく新たな自然エネルギー”燃料”は技術的には実用化されて
いるものの、コスト・体制などの観点から本格的な実用化とまではいえないものが多数・・というのが
実情です。
ただ、本格活用はもう目の前まで来ていますので、あとは積極的に活用してみる・・そんな
気持ちの拡大が望まれるところです。
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バイオオイル(バイオディーゼル)〜藻から油の精製
”バイオオイル”の利用は、化石燃料(石油)よりも古くから活用されてきている燃料エネルギー
です。菜種油・パーム油・オリーブ油・ひまわり油などの植物性資源から抽出される
ものが中心となって実用化されていましたが、新バイオ燃料として現在最も注目されている
のが”藻類”を資源としたオイルの精製技術です。
▼バイオオイル(バイオディーゼル) のページはこちら。
バイオコークス〜石炭に換わる次世代固形燃料
”バイオコークス”は生物由来(植物性)の資源をもとに作られる固形燃料です。
農産系廃棄物、流木や河川敷の草、間伐材やおからなどの食品廃棄物などを燃料資源
としており、基本的に”廃棄物”が資源となるのが特徴。
▼バイオコークスのページはこちら。
バイオエタノール〜植物性廃棄物を利用した新バイオエタノール
現在、実際に実用化されているバイオエタノールの大半は、トウモロコシなどの農産物
を原料としたものです。ただ、この仕組みでは”食料問題”を引き起こすとともに自然との共生
の理念に沿っていないものであることから、否定的な要素として捉えられてきています。
そこで新たに検討されているのが、植物性廃棄物(紙・刈芝など)を資源としたもので新バイオエタノール
と呼ばれています。
▼バイオエタノールのページはこちら。
メタンハイドレート〜研究途上の自然エネルギー資源
メタンハイドレート(Methane hydrate)とは、メタンガスと水分子によって構成されている固体結晶
です。見た目は氷のような存在ながら火をつけると燃え上がることから、「燃える氷」といわれて
いたりします。メタンハイドレートには、燃料としての有効性は高いものであることは確認されている
ものの、課題も多く現在は研究途上の資源という位置づけとなっています。
▼メタンハイドレートのページはこちら。
GTL(Gas To Liquid)〜天然ガスから合成して精製される液体燃料
GTL(Gas To Liquid)とは天然ガスを合成して製造される液体燃料です。
すでに製造技術は確立されており、世界ではすでに実用化している国も出てきています。
現段階は、実用化が始まったところ・・という位置づけとなりますでしょうか。
もちろん課題はありますが、”近未来の石油代替燃料”の可能性があるひとつの
新燃料です。
▼GTL(Gas To Liquid)のページはこちら。
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