現在、”冷暖房”に使われているエネルギーの主力が”電気と燃料”となっています。
ただ、自然エネルギーの仕組み・特性から考えると本来は”暖房”は火エネルギーを
資源として、”冷房”は水エネルギーを資源として利用していくことが効率的なもの
となり、望ましいものなのです。
”暖房”に活用する火エネルギーとしては、いわゆる”熱”であり、「太陽熱・地熱・地中熱」
といったものが自然エネルギー資源として対象となります。”冷房”に活用する水エネルギーとなるのが
「雪・氷・水」の資源です。
仕組みとしては難しいものではないため、すでに実用化されている技術が多く存在しているの
ですが、一般的に利用拡大が進んでいないのは、システムとして課題があるというよりも、
単に環境負荷が高いながらも便利さ重視で”エアコン・燃料暖房など”が使用し続けられて
きていることが要因となっているものと思われます。ゆえに、環境重視の価値観が高まって
くれば、一気に普及拡大が期待できる技術が多々あるのではないでしょうか。
ここでは、そんな火エネルギー及び水エネルギーを資源とした冷暖房システム(技術)について
ご紹介したいと思います。