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「バイオ燃料」の定義〜当サイトで取り上げている要素

通常「バイオ燃料」といった場合には、生物体(バイオマス)の持つエネルギーを利用 したアルコール燃料、その他合成ガスのことを意味しています。ただ当サイトではもう少し 広義に捉えて、「アルコールや合成ガス」以外の「固形燃料」なども含めてバイオ燃料の対象 としていきたいと思います。

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また、「バイオ燃料」の開発などは日々進歩を遂げている状況下において、すべての要素 を取り上げていくのではなく、「自然環境」「自然との共生」に繋がっていく可能性が高い と判断した、要素(バイオ燃料)を対象としています。

従来”トウモロコシなど”の穀物(植物)から抽出精製される”オイル(油)”を「バイオオイル・バイオエタノール」 として、”バイオ燃料”と位置づけられていましたが、近年”藻類など”まったく新たな要素から、オイルを 抽出する技術開発が発見・推進されています。これらを”新バイオ燃料”と位置づけています。

バイオ燃料contents


「刈り芝」「穀物廃材」などから、バイオ燃料の精製/バイオエタノール

最も代表的なバイオ燃料といえば、食物繊維「セルロース」から精製する「バイオエタノール」 ではないでしょうか。

当初は「トウモロコシ」などの食物からバイオエタノールの精製が推進されていましたが 、「食」に対するデメリットの大きさなどから、現在では、「リサイクル・リユース」といった 要素を持っている植物資源の活用が注目されている技術となっています。

再利用植物資源のバイオ燃料開発の特集はこちら

「藻類」から油の精製/新バイオ燃料

「藻類」の中には、自ら「油」を体内で生成する種類の藻が多数存在しています。その中で近年注目 をあびてきたのが、「ボトリオコッカス」という藻。

この「藻」から油を抽出する技術開発は世界各国で進められているのが現状です。

「藻」の油バイオ燃料開発の特集はこちら

バイオコークス

現在火力発電などに利用されている、「石炭コークス」と同様の性質・活用方法が期待される のが、バイオコークスです。

「バイオコークス」とは、野菜・果物のクズごみや茶かす、コーヒーかすなどの廃材を活用して そこから生成される「コークス燃料」を意味しています。

バイオコークスの特集はこちら

有機廃棄物からバイオガスの精製活用

家畜の糞尿も今までは農作物の「肥料」という形でしか活用がされていませんでした。 その量というのも、廃棄物総量から考えると、まだまだ廃棄処分されるほうが多い状況でした。

これらの廃棄資源から「バイオガス」を精製して、様々な形での活用方法が研究されて います。(メタン・水素など)

有機廃棄物からのバイオガス精製技術の特集はこちら

藻類バイオオイルcontents